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シマのお茶屋
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2020年07月01日

お茶屋が野菜を売る話



少し前、自粛の真っ最中にFacebook で回ってきたブックカバーチャレンジ。

活字好きとしては指名されていないのに手を挙げて、楽しく7日間を過ごした。

大切だと思っていた本が、思いのほか手元にないことに気づき驚いた。

何よりも興味があったのは、友人やその先の、会ったことのない方が紹介する本を知ること。

日曜日の新聞の書評やAmazonから送られてくるオススメの本だけでは、選ぶ範囲が狭くなってしまう。

書評は隅々まで読めば広く情報が得られるのだけれど、どうしても興味のある作家のものに目がいってしまうから。

知らない画集やとても古い本、聞いたこともない作家の本。

その方の心に残る一冊だと思うと興味はますます深まるばかり。

そんな中から最初に選んだ一冊が、梨木香歩さんの「春になったら莓を摘みに」。

イギリス生活での交流が、丁寧な言葉で綴られている。


「人との交わりは煩わしいこともあるけれど、それが生きるっていうことなのだ」

ぼんやりと感じていることを言葉にしてもらっているような、そんな本。

本の中にも流れる祈りの中で、混ざりあって、いいこともその逆もあったりしながら、毎日を過ごしている。

イギリスじゃなくてここは奄美だけれどね。


そんな日々の交わりで、突然ですが、野菜売ってます。




  

Posted by シマのお茶屋 at 07:44Comments(0)